カウンセリングにおけるうつ病改善の効果とは?
2021/03/29
うつ病とマインドワンダリングの関係
うつ病を改善させるためにはぜひマインドワンダリングを理解してくださいね。
何かいやなことがあるとなかなか頭からはなれませんよね。
無意識的に、毎日毎日同じことを繰り返し考えてしまいますよね。
(以下は自著『生きたまま生まれ変わる』から引用します。)
そもそも平均的な人が一日に漏らす不平の数は小さいことまでを含めると70回あるということです。
また、一日に6万個の物事を考えていて、その95%は前日も前々日も考えていたことだそうです。
さらにその習慣的な考えの約80%がネガティブなものということです。
要するに、人は「あ~だ、こ~だ」とネガティブなことを繰り返し繰り返し考えているのです。
もちろん「考えるだけならば自由じゃないの?」と思うことでしょう。
しかしここに落とし穴があります。
マインドワンダリングです。
マインドワンダリングとは、「心の迷走」と訳しますが、
「目の前の現実についてではなく、過去や未来についても
あれこれ考えを巡らせてしまう状態」のことです。
それでは、マインドワンダリングの何がいけないのでしょうか?
うつ病のメカニズム
マインドワンダリングは自覚する必要があります。
なぜならば、ストレス反応がずっと続いてしまっているからです。
それではストレスがなぜいけないのかというと
うつ病を発症させるばかりではく、身体に残り、沈殿して疲労や病気を引き起こしてしまうからです。
これは脳内や体内で勝手に行われているために、本人には自覚がありません。
よって、恐ろしいのです。
それでは簡単にうつ病のメカニズムについて簡単に説明します。
脳には偏桃体がありますが、それは情動処理と固定記憶の中枢としての役割を果たしています。
扁桃体は不安や恐怖を感じると、『不安や恐怖に対処せよ』という指令が、偏桃体から脳の『視床下部』という部分」に伝えられ、指令は副腎に届きます。すると、副腎はストレスホルモンと呼ばれる物質を分泌し始めます。ストレスホルモンとはコルチゾール、アドレナリン、ノルアドレナリンといったホルモン群のことです。副腎から分泌されたこれらのストレスホルモンは、血流にのって全身をかけ巡り、体内の様々な臓器に指令を伝えます。その一つの結果として、心拍数が増えて、血圧が上昇します。
指令は自律神経にも伝えられます。自律神経は体の隅々まで張り巡らされていて、臓器だけでなく、末端の血管にまで絡みつくように存在しています。
このように扁桃体からの指令を受けた自立神経は、全身の血管をぎゅっと締め上げ、その結果、血管が細くなり、血圧が急激に上昇します。
血中にストレスホルモンが増えると、血小板同士が結合し、血液が固まりやすくなります。
ストレスは大きくアドレナリンなどが過剰分泌される「頑張るストレス」(「主に「体」のストレス反応が強くなる」)とコルチゾールが分泌される
「我慢するストレス」(「主に「心」のストレス反応が強くなる」)に分けられます。
後者の「我慢するストレス」が問題で、「心の病」につながります。
健康な方でもストレスが積み重なって、それが長い時間持続すると、ストレスホルモンが海馬を損害するそうです。
それが強くなってくると、うつ病のような症状が出てくる可能性があるります。
実際にうつ病患者の脳画像には海馬が萎縮して脳の中に隙間ができているそうです。
カウンセリングにおける効果
人は自分のことはなかなかわからないものです。
自分の思考回路は当たり前であると思っていることから、マインドワンダリングの状態にあっても気づきにくいのです。
うつ病も進行してしまうと、改善には時間がかかるようになってしまいます。
もちろんうつ病ばかりではありません、他の病気になる確率も上がってしまいます。
何事にも共通していますが、早ければ早いほど改善に向かう時間も短くなります。
何か心配事があれば、なるべく早くご相談をいただければと思っています。
冷静にあなたの思考回路を分析し、現状を指摘し、「科学的」に今後の「道」をお示しします。
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