感情移入をしすぎるあなたへ
2021/03/30
【1】「ミラーニューロン」
第一の要因として、
人間にはミラーニューロンという神経細胞があるということです。
ミラーニューロンについて『脳科学辞典』(https://bsd.neuroinf.jp/wiki/)より引用します。
「ミラー・ニューロンとは、Rizzolattiらの研究においてサルの腹側運動前野および下頭頂小葉で見つかった、自分が行為を実行するときにも他者が同様の行為をするのを観察するときにも活動するニューロンである。単に行為の視覚特性に反応しているのではなく、行為の意図まで処理していることが示唆されており、他者の行為の意味の理解・意図の理解などとの関与が提案されている。ヒトの相同領域でも、ミラー・ニューロンと解釈できる活動が示されている。」
簡単に言ってしまうと、ミラー・ニューロンは「自分と他者の行為を対応づける」ことから、相手の様子や心理状態などに影響を受けるということになります。
誰かが泣いていると何となく悲しくなりませんか?
誰かがあくびをするとあくびはうつりますよね!
このように相手が悲惨な顔、怒った顔、悲しい顔などに影響を受けてしまい、
疲れてしまうということになります。
このパラグラフの冒頭の写真に「くまちゃん列車」を載せてありますが、何だか楽しくなりますよね!
【波動】
すべてのものにはそれ固有の波動があり、互いに影響を受け合っています。
尚、引用はすべて自著『生きたまま生まれ変わる』とします。
それでは波動について引用します。
波動は基本的に波であり振動でもあります。1秒間の振動数を「周波数」といいます。具体的に言うと、1秒間に繰り返される波の数のことで、ヘルツ(Hz)が単位です。例えば2ヘルツとは、波(山と谷で1セット)が1秒間に2回繰り返すことを指します。因みに、波は山と谷が交互に連続しますが、山と山の頂点、もしくは谷と谷の頂点を結んだ長さを「波長」、山の高さや谷の深さを「振幅」といいます。波長はその波動が一秒間に進んだ距離を周波数で割ったもで、周波数が多くなれば波長は短くなり、周波数が少なくなれば波長は長くなります。
さて、波動について理解したところで、それを人間関係に応用してみましょう。
私たちは「波長が合う/合わない」「気が合う/合わない」と言いますよね。
「波長が合う」とは、「相性がいい」とか「話が合う」などということで、自分の波動と相手のそれとが一致していることをいいます。つまり共鳴し合って、エネルギー化しているのです。それはまるで同じ振幅の波の山と山が重なると、元の2倍の高さの山になるように、同調し増幅することと似ています。エネルギーをいい形でやりとりしているので、一緒にいることが楽しく時間を忘れてしまうのです。「波長が合わない」とは、「しっくりこない」とか「相容れない」などということで、自分の周波数と相手の周波数が合っていないので不協和音を奏でています。よって、エネルギーは相手に伝わらず疲労感を覚えてしまうことから、時間が長く感じられてしまうのです。
また、相手に「気合い負け」してしまう場合もあります。振幅の大きな波は振幅の小さな波を呑み込んでしまいますが、この状態が気合い負けの状態になります。このような場合、自分を取り戻すためには、自らも大きな波動を発信する必要があります。
このように相手の波動に影響を受けてしまうことがあります。
それではどのようにすれば相手の影響を受けなくなるのでしょうか。
冷静を保つ
相手の気を受けないためには、もちろん受けたくない場合ですけど・・・
とりあえず、2点お伝えしますね。
★相手と同じ動作をしないことです。
相手が笑ったら笑う、水を飲んだら飲むなど
同じ動作をすると波長が合ってきてしまいます。
★ミラーニューロンが働かないよう、相手が不快な顔をしても悲しい顔をしても
冷静に見ていることです。
もちろんあまり露骨にやるのは望ましくありませんので
そこら辺は大人の対応を心がけてくださいね。
これで合わせたくない相手、嫌いな相手の影響を受けにくくなります。
逆に相手に合わせたい場合は、上の反対をやればいいことになります。
試してみてくださいね!
まだお伝えすることはありますが、
それは今後・・・ということで
楽しみにしていてください。
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